7月19日にリリースされたiOS9.3.3ですが、アップデートしたユーザーの一部で「バッテリーの減りが早くなった」などの症状が発生しているようです。
度々発生するiOS最新バージョンによるバッテリー異常ですが、何か対処法はあるのでしょうか?
iOS9シリーズで度々発生しているバッテリー異常ですが、iOS9.3やiOS9.3.1でも同様の現象が報告されています。
しかしながら、ユーザーの報告ではアップデート直後にバッテリー異常を感じる人が多く、それが本当に新iOSによる不具合なのかを考える必要があります。
アップデート直後は減りが早くなる
当ブログで何度もお伝えしているように、アップデート直後は端末内で様々な処理が行われます。
インデックス処理やキャッシュの再作成など動作に関わる処理が行われるので、アップデート直後のバッテリーの消耗が激しくなるのは毎度のことです。
当方、iPhone6/6sやiPhone5、iPhone4sのすべての端末にてバージョンアップを試みましたが、バッテリー消費が早いと感じるのはアップデート直後で、時間が経過すると改善しているように感じています。
アップデートして2日〜3日経過してもバッテリー異常が続く場合は問題がありますが、直後のバッテリー消耗はある程度仕方のないことだと考えましょう。
低電力モードを使う
それでもバッテリーの減りが気になる場合は、低電力モードを使うことでバッテリーの減りを抑えることができます。
設定方法は、「設定」アプリから「バッテリー」を開き、「低電力モード」をオンにするだけです。
低電力モードにすると、バッテリーアイコンが黄色に変化します。
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⇒【iOS9】iPhoneのバッテリー消費を抑える新機能「低電力モード」を使おう!
Wi-Fiは正常に繋がるのか?
iOS9.3.3にアップデートしてもWi-Fiは正常に使うことがきました。
実際にiPhone4sやiPhone5、iPhone6/6sで試したところ、すべての端末でWi-Fiを正常に使うことができました。
もしもWi-Fiに不具合が生じた場合、一度Wi-Fiをオフにして再度オンに切り替えたり、端末を再起動させたりしてみてください。
まとめ
iOS9.3.3では、バッテリー異常やWi-Fiの問題も特になく、正常に使うことができました。
バッテリーの減りが早く感じるのは、アップデート直後の処理によるものだと考えます。
ただし、端末によっては不具合が生じる可能性もあるので、アップデートの際に生じた不具合は自己責任でお願いします。
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