MacでSafariブラウザを使っていると、ダウンロードしたファイルが自動的に開くことがあります。
ダウンロードする度にファイルが勝手に開かれるのは迷惑ですし、セキュリティ面においても安全だとは言えません。
そこで今回は、Safariでダウンロードしたファイルが自動的に開くのを停止する方法を紹介します。
ダウンロードファイルが自動で開くのを無効化する方法
ダウンロードファイルの中には、安全なファイルだと偽造して開かせるものがあります。そういった悪意を持ったファイルを誤って開いてしまうと、パソコンがウイルスに感染してしまい乗っ取られる危険性があるのです。日本でもトロイの木馬・マルウェアといったものが出回っています。
こうしたウイルス対策に、Mac OS Xではダウンロードファイルを検証して開いても安全かどうかを判断してくれる機能が搭載しています。
そしてSafariにも、ダウンロードファイルが安全だと判断したら自動で開くという機能があります。しかしこれは、上記でお伝えしたMac OS Xが安全だと判断した前提で自動的に開くので、Mac OS Xの安全基準をすり抜けるウイルスが存在すると、パソコンがウイルスで汚染される危険性があるのです。
少しでもウイルス感染のリスクを少なくするために、Safariの自動的に開く機能を停止することを推奨します。
それでは早速設定方法を紹介します。
Safariのメニューにある「環境設定」を開きます。
「一般」タブにある「ダウンロード後、”安全”なファイルを開く」のチェックを外します。
これで、ダウンロードしたファイルが勝手に開かれるのを防ぐことができます。
まとめ
ウイルス対策で大切なのは、怪しいファイルをダウンロードしないことです。当たり前のことですが、一度ウイルスに感染したら取り返しがつきません。
常に安全なサイト、安全なダウンロードコンテンツのみ利用して、怪しいサイトに近づかないことが大切なのです。
ちなみにiPhoneでは、脱獄するユーザーが増えていますが非常に危険な行為です。
最近でも脱獄ユーザーのマルウェア感染が報告されていますので、十分注意して頂きたいです。
Safariでも、自動ダウンロード機能を停止してウイルス感染の被害に遭わないようにしましょう。
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