セキュリティ会社の調査によると、世界18カ国の22万5,000件以上のアップルアカウントがマルウェアに感染していることが分かりました。
ちなみに日本のユーザーも対象だそうです。
脱獄端末のユーザーが感染
調査会社Palo Alto Networksが伝えた情報によりますと、日本、中国、フランス、アメリカ、カナダ、ドイツ、イタリア、シンガポール、韓国などの世界18カ国のユーザー22万5,000件以上のアカウントが「KeyRaider」と呼ばれるマルウェアに感染したことが明らかになりました。今回の被害件数はiOS端末の感染としては過去最大規模らしいです・・。
対象ユーザーは脱獄者のみで、ユーザー名やパスワードを盗み取られているそうです。脱獄していないユーザーは心配する必要はないという。
ちないに脱獄端末で、Cydiaというサードパーティーのレポジトリからインストールしていなければ感染することはないみたいです。
脱獄ユーザーは要注意ですね。
感染するとどうなるのか
感染したユーザーは、対象のマルウェアアプリによって信用情報やGUIDが盗み出され、通知サービス認証やプライベートキー、ロック機能が使えなくなったり、App Storeの購入情報を共有されたり、有料アプリがすべて無料でダウンロードできるようになったりと、様々な悪事を行っているみたいです。
中には脅迫メッセージが送られてきたという報告もあります。
今回のウイルス、実は7月に発見されたみたいで、研究者らは調査及び警告を伝えているようです。
参照元::Palo Alto Networks、BGR
脱獄はしないほうがいい?
やはりiPhoneの脱獄は絶対にしてはいけません。
こうしたマルウェアによる感染もそうですが、何かトラブルに見舞われた後では対処のしようがありません。
日本では、脱獄ユーザーによるマルウェア感染の報告は入っていませんが、気をつけたほうがいいでしょうね。
日本ユーザーのアカウント流出の被害報告があれば伝えていこうと思います。
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