Mac Book AirやMac Book Proを長年使っていると、バッテリーの寿命が衰えてきます。
バッテリー寿命が衰えてくると、バッテリーゲージのパーセンテージが100%まで満充電できなくなったり、何か不具合が生じたりすることがあります。
今回の記事では、そんなMac Bookのバッテリーが100%満充電にならない場合の対処法などをご紹介していきます。
バッテリー充電が100%まで上がらない
Mac Book AirやMac Book Proの電源アダプタを長時間繋げたままにしていると、100%まで充電できないという不具合が生じます。
私もよく同じケースで不具合が起きるのですが、99%から一向に上がらないことが多々あります。
(「システム環境設定」→「省エネルギー」)
私は99%から上がらなくなったのですが、他の方は95%や97%で止まるケースが報告されています。
不具合かなと思いきや、これを解消するには一旦電源アダプタを外します。
95%未満までバッテリー残量が下がってから再度電源アダプタを繋げて充電します。
すると、バッテリーが満充電されて100%まで到達するはずです。
Mac Bookのバッテリー不具合の原因
電源を付けっ放しにしている
リチウム系のバッテリーは、満充電状態が続いてしまうと傷んでしまいます。
要するに、バッテリー残量が100%満タンなっているのにもかかわらず、アダプタを繋ぎ続けるとバッテリーの寿命を短くなる原因になってしまうのです。
一番良いのはバッテリーが満タン(緑色のランプ)になったらすぐにアダプタを外し、充電が10%〜20%未満になってから充電を開始するといった方法です。
「一度満充電したら、使い切るまで充電しない」という運用方法をすると比較的バッテリーは長持ちします。
熱を持つとバッテリー寿命が縮む
夏場の暑い時期は仕方がない部分がありますが、電源を入れて複数のアプリを同時にフル稼動させると、本体がめちゃくちゃ熱くなります。
熱を持つとバッテリーの寿命がかなり縮んでしまうので、なるべく使用時における温度には気をつけたいものです。
最近ではPC用冷却ファンや冷却スタンド等のPCグッズも販売されていますので、そういったアイテムを活用して熱対策を行いましょう。
リチウムイオン電池の充電回数を超えている
リチウムイオン電池の充電回数はものにもよりますが、およそ500回〜1000回が限度です。
ちなみにMac Bookのリチウム電池の推奨されている充電回数は公式サイトにて調べることができます。
自分の所有しているMac Bookと照らし合わせてごらんください。
ちなみにご自分のMac Bookの充電回数を調べるには、
まず「このMacについて」をクリックします。
次に「システムレポート」をクリックします。
左側の項目の「ハードウェア」内の一番下にある「電源」を選択します。
項目を見てみると、充放電回数が1723回であることが分かります。
1723回という数字は異常な回数なので、バッテリー交換すべきと判断できます。
バッテリーの充電寿命が限界になると、バッテリー自体が膨れ上がってトラックパッドへダメージを与えてしまうので、心当たりのある方は直ちに交換してくださいね。
まとめ
バッテリーに何か不具合がある場合は、直ちに原因を突き止めて対処を行ってください。
充電回数が推奨値を超えている場合や、電源を付けっ放しで作業をしている場合など、気になる点がありましたら改善していくように心がけてくださいね。
筆者はMacBook Proを使用して5年が経ちますが、まだまだ現役バリバリで動いてくれています。 しかし使用期間が5年にもなるとバッテリーはかなり劣化しており、常にケーブルに挿しておかないとあっという間に消耗してしまう …
Sponsored Link