Macで多くのフォントを使用・管理している場合、特定のフォントを使ったファイルが開けないという不具合や、正常に表示できないものがたまに出てきます。
そこで今回は、フォントの異常や不具合、バグなどを検証する方法を紹介します。また、特定のフォントを停止したり削除する方法も併せて紹介します。
フォントの異常やバグを一括で検証し削除する方法
PhotoshopやIllustrator、その他Macで作業をする方は、多くのフォントを管理していると思います。
そうすると必ず出てくるのがフォントのバグや不具合です。
特定のフォントが壊れてしまうと、使用したアプリやファイルが故障してしまう原因にもなるので、異常のあるフォントは検証して削除することを推奨します。
フォントを検証する方法
まず「アプリケーション」→「Font Book」を起動させます。
一つずつ検証することもできるのですが、今回は一括ですべてのフォントを検証します。
下記画像のようにすべてのフォントを選択します。
メニューの「ファイル」から「フォントを検証」をクリックします。
これですべてのフォントの検証が始まります。
検証が終わると、異常のあったフォントと正常なフォントを見つけてくれます。
異常の例をお見せしたかったのですが、今回私が行った検証ではすべてのフォントが合格となりました。
異常のあるフォントを削除する
上記では検証方法を説明しましたが、次は異常のあるフォントを削除する方法です。
異常のあったフォントを選択したまま、メニューの「ファイル」をクリックします。そして「〜ファミリーを削除」をクリックしてください。
これで不具合のあるフォントが削除されます。また、新たにそのフォントが付属しているアプリケーションをインストールしてフォントを再インストールしましょう。
ちなみにフォントの削除の操作には注意してください。
システム自体が使用しているフォントを削除してしまうと、Mac自体が大変なことになってしまいます。
注意が必要なのは「システム/ライブラリ/Fonts」内です。ここから削除してしまうとMac自体のシステムに不具合が生じる恐れがあるので削除しないようにしてください。
フォントの使用を一時停止する方法
一時的にフォントを停止する場合はメニューの「編集」から「〜ファミリーを使用停止」をクリックします。
これで特定のフォントが一時的に停止されます。
もしもフォントを一時停止して特定のアプリケーションの不具合が正常になると、このフォントが原因だということが分かります。
フォント操作を簡単に行う方法
フォントの操作を簡単に行うには、フォントを右クリックしてください。
すると、ファミリーの追加や削除、一時停止、フォントの検証、プレビューなどの操作を行うことができます。
こちらの操作のほうが簡単なのかもしれませんね。
まとめ
以上がMacで使っているフォントを検証する方法でした。
フォントに何か異常があればすぐにフォントの検証を行って対処しましょう。
また、フォントの削除操作には十分注意してくださいね。
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