最近は、格安スマホや格安SIMなどのサービスが増えており、大手キャリアよりもはるかに安い料金でデータ通信やスマートフォンを楽しむことが可能となりました。
その中でも今回紹介するY!mobile(ワイモバイル)はソフトバンク傘下のサービスであり、シンプルで分かりやすい料金プランが用意されており、使い方によってはお得に利用することができます。
しかし、「・・でも実際どうなの?本当にお得なの?」
と、気になる方も多いでしょう。
そこで今回は、ワイモバイルの評判やメリット・デメリットなどを紹介したいと思います。
Y!mobile(ワイモバイル)の料金プランなど
まず、ワイモバイルの料金体系は大変シンプルになっており、下記の通りになっています。
※スマホプラン割引適用時の料金(25ヶ月間)
まず、3タイプ(S/M/L)のスマホプランですが、これは月額通信料(データ通信量)に応じて設定されています。
- スマホプランS:1GBで2,980円/月
- スマホプランM:3GBで3,980円/月
- スマホプランL:7GBで5,980円/月
自分が一ヶ月間でどれぐらい通信するかによって決めます。
目安として今現在利用しているスマホやガラケーの通信料を確認してみましょう。
- メールぐらいしか使わない→スマホプランS
- 自宅や職場ではWi-Fiに切り替えて運用→スマホプランS
- LINEぐらいしか利用しない(誰かと連絡できればいい)→スマホプランS
- たまにツイッターやフェイスブックなどのSNSを見る→スマホプランM
- ネットを見たり動画を見て楽しみたい→スマホプランL
自宅や職場、外出先などではWi-Fiに切り替えるという方は、1GBのプランSで十分かもしれません。また、連絡手段として利用するだけで、ネットはほとんどしないという方も、プランSで十分だと思います。
逆に頻繁にネットをしたり音楽をダウンロードしたり、YouTubeなどの動画を視聴したいという場合は、プランLが良いでしょう。
通話無料サービス
ワイモバイルには、すべてのプランで通話無料サービスが適用されます。
他社のスマホやガラケーなどの携帯、自宅はもちろんのこと固定電話にかけても無料です。
ただし条件があり、1回あたり10分以内が無料となっています。(月300回まで)それ以降は追加料金がかかるというわけです。(20円/30秒)
ビジネスなどで10分以上通話するという方は厳しいかもしれませんが、友人への連絡手段はLINEやスカイプがありますので、そこまで困ることはないでしょう。
ちなみにこのプランでは足りない場合、月額1000円の「スーパー誰とでも定額」をおすすめします。
電波などの通信回線は大丈夫?
ワイモバイルはソフトバンク傘下のサービスなので、ほとんどソフトバンクと同じ回線だと思ってもいいでしょう。
なのでそこまで通信に困ることはないですし、通信速度もしっかりと出ます。ただし、各プランのデータ通信量を超えてしまうと、翌月まで128Kbps以下に制限されてしまいます。この辺りは自分の使い方に合わせたプランを選びいただければ大丈夫かと思います。
(データ通信量を超えた場合、お申し込み手続きをすれば500MBごとに500円で追加することも可能です)
ワイモバイルのメリット/デメリットについて
巷では評判がよく、格安スマホの中では高い評価を得ています。
しかし実際のところはどうなんでしょうか?
ワイモバイルのメリットやデメリットを見ていきましょう。
ワイモバイルのメリット
大手3大キャリアよりも圧倒的に安い
料金体系を見ても分かるように、大手キャリア(au/docomo/SoftBank)よりも月額使用料が安くなります。
例えば大手キャリア契約だと、月額8,000円〜10,000円かかりますが、ワイモバイルは月額2,980円〜5,980円です。
大手キャリア8,000円/月、ワイモバイル2,980円/月の場合
- 大手キャリア:8,000円/月×24ヶ月=192,000円
- ワイモバイル:2,980円/月×24ヶ月=71,520円
大手キャリア10,000円/月、ワイモバイル5,980円/月の場合
- 大手キャリア:10,000円/月×24ヶ月=240,000円
- ワイモバイル:5,980円/月×24ヶ月=143,520円
2年縛りで見てみると、約90,000円〜12,0000円の節約ができます。
2年間ワイモバイルを利用すれば、ちょっとした旅行に行けると考えてもいいでしょうね。
Wi-Fiスポットが無料で利用可能
上記のステッカーのある場所だと、無料でWi-Fiを利用することができます。これは格安スマホユーザーにとって大きなメリットとなるでしょう。
このサービスは職場やショッピングセンター、マックなどで提供されているので、上手に活用すればデータ通信量を節約することも可能です。
さすが、ソフトバンク傘下だけありますね。
長電話しなければ通話し放題
上記でもお伝えしたように、ワイモバイルでは10分間の通話はどこへかけても完全無料となっています。(月300回まで)
長時間電話しないユーザーにとっては大きなメリットとなりますね。月300回という制限もありますが、頑張って使っても300回に届くことはないでしょう。
簡単な通話にはもってこいのサービスですね。
「もうすぐ待ち合わせ場所に着く!」
「今から家へ帰ります」
など、即座に対応する場面ではかなり役に立つことだと思います。
ちなみに長時間電話はLINEやスカイプがあるので大丈夫でしょう。(別途通信量がかかります)
プランの変更は毎月可能
「プランSじゃものたりない・・」
「プランMで十分かもしれない・・」
「プランLは通信量が多すぎた・・」
などなど、自分の使い方によって毎月プランを変更することができます。
nexus 5を使えば2年後もお得?
nexus 5はSimフリー端末なので、2年縛りが終わっても別のMVNOに乗り換えることができます。
もし2年契約でnexus 5を利用している方は、端末は手放さずに格安Simのサービスに活かしていただきたいです。
ワイモバイルのデメリット
自宅の固定回線(Wi-Fi)がないと運用は厳しいかも
毎日のようにネットや楽しみたいという方は、自宅に固定回線(Wi-Fi)がないとワイモバイル1本で運用するのは厳しいです。
インターネットヘビーユーザーからすると7GBなんてあっという間になくなります。高画質で動画をみると1日〜2日でなくなる量です。
おまけにワイモバイルは3日に1GB以上の利用で通信制限がかかってしまいますので、PCへテザリングしたり毎日ネットを楽しむことは無理でしょう。
インターネットや動画視聴を毎日のように楽しみたい方は、自宅回線必須だと思ってください。
もちろんインターネットをしない方は自宅回線がなくても問題なく使えると思いますが。
2年経つと料金が高くなる
2年経つと割引期間(スマホプラン)が終了するため、月額使用料少し高くなります。
各プランともに2年後は1,000円上がると考えてください。
関連記事>>>【ワイモバイル】305ZT/502HWのアドバンスモードとは?対応エリア料金など
最後に
ユーザーの使い方や利用頻度にもよりますが、格安スマホの中ではわりと優秀なほうだと思います。
プランもシンプルですし、通話もお得、しかもソフトバンク回線であるプラチナバンドも利用することができます。
使い方次第では、通常のキャリア契約よりも半額以下でスマホを運用することも可能ですね。
この機会に大手キャリアの高額料金から抜け出してみるのもいいかもしれません。
大手キャリアの2年縛りが満了している方はお得でしょう。
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