YouTube動画の撮影や生配信に使用するためにコンデンサーマイクを購入したのでレビューしてみます。
今回買ったのは、音響機器ブランドとして有名なMarantz Professionalのマイクです。
レビューする内容としては、ノイズやPC接続時の音量、使い勝手(セットアップなど)などを見ていきたいと思います。
コスパ良し!マランツプロ MPM1000Uについて
マランツプロのMPM1000UはUSB端子付きのコンデンサーマイクで、1万円以内で購入できるマイクとしては高品質、且つ安定感のあるマイクです。
主にYouTube動画、ゲーム実況、ニコ生やツイキャスといった配信で使用するのに適しており、USB接続で手軽に使えるのが魅力です。もちろん簡易的なボーカル録音や楽器録音として使うこともできます。
- タイプ:Φ14mmバック・エレクトレット・USBコンデンサー
- 周波数特性(指向性):20Hz〜17kHz(単一指向性)
- 最大音圧レベル:132dB(THD≦1%, 1 kHz)
- S/N比:78dB
- インピーダンス:出力:100Ω±30%(at1kHz)、ロード:≧1000Ω
- 電源:USBパスパワー対応
スペックとしては基本的なマイクといったところですが、値段に対しての性能はかなり良いかと思います。
まあ音質やノイズなどは実際に使用してみないと分からないので、今から開封&レビューしていきたいと思います。
MPM1000Uを開封していきます
ではマランツプロのMPM1000Uを開封しますね。
箱をオープン!
内容は、マイク本体とマイクホルダー、USBケーブル、保証書、取扱説明書です。
マイクホルダーです。少しだけ重量感はあります。
マイク本体です。写真で見るよりもしっかりとした作りですね。安っぽさは感じません。
ケーブルの接続部分です。ケーブルを接続する前にマイクホルダーを取り付けます。
マイクと一緒に購入したマイクスタンドの卓上三脚を装着してみました。↓
見た目もなかなか格好いいですね。マイクスタンドとマイクホルダーの接続も問題なくできました。アマゾンのレビューでは、マイクの重さでネジが固定できないといったことが書かれていましたが、ネジをしっかりと締めれば何も問題はありません。
ちなみにこのマイクスタンドは、アマゾンでマランツのマイクを購入するときに「よく一緒に購入されている商品」に表示されている商品ですね。
鉄で頑丈にできているので、耐久性はかなり高そうです。金属ネジをカメラ用に変換すれば一眼レフにも耐えれれそうなぐらいです。(この三脚は5/8オス→3/8メス金属ねじを備えています)
マイク三脚は絶対に必要になるので一緒に買うと良いでしょう。マイクアームという選択肢もありますね。
ショックマウントも購入しようかと思いましたが、個人的にそこまで振動を与える環境ではないので必要ないと判断しました。歌を収録するわけではないので必要ないかと。
将来的に必要になれば買おうと思いますが、今は必要ないですね。
YouTube撮影やライブ配信ならUSBタイプがおすすめ
私が購入したMPM1000UはUSB接続するだけで簡単に音声を収録することができます。
パソコンへの接続はもちろんなんですが、iPhoneなどのiOS端末にも対応しているので、いつでも手軽に録音が可能です。
もうひとつ、XLRタイプのMPM-1000という機種があるのですが、こちらはオーディオインターフェイスが必要になるので、本格的な音楽制作向きといったところでしょう。
ゲーム実況などのライブ配信や個人で音声を収録するマイクとしてはUSBタイプで十分でしょう。
PCヘ接続するのは当然ですが、ご覧のようにiPadなどのiOS端末にも接続可能です。もちろんiPhoneへの接続も可能ですよ。
あと、Android端末(Galaxy S8)へ接続してみましたが音声を収録することができませんでしたね。Android端末は未対応ということでしょうか。もしAndroidでも収録できたよ〜という報告があれば是非コメントください。
MPM1000Uの音質について
音については実際に収録してみないと分からない!ということで音声を録音してみました。
今回はiPadのボイスメモアプリで収録し、3つのマイクを比較しました。
- iPadの内蔵マイク
- ソニーの「PCV80U」
- マランツプロの「MPM1000U」
共通の条件として、マイクとの距離は全て20cmぐらいで録音して、全て無編集で行います。
iPad内蔵マイクの音質
まずiPadの内蔵マイクで収録した音をお聞きください。
マイクから約20cm離れた距離で録音していますが、とりあえず音量が小さいですね。音量を上げると、サーっというホワイトノイズもあります。
イヤホンで聞けば「内蔵マイクの音質ってこんなに悪かったの?」と感じるぐらいの音質ですね。
セットアップに関しては何もないので楽ですが、やはり音質を考えるならマイクが欲しいところですね。
ソニーPCV80Uの音質
次はソニーのPCV80Uという製品です。
ソニーのコンデンサーマイクはアマゾンで定番商品となっているPCV80Uですね。こちらは約3,000円ぐらいで買えるマイクで2013年に購入したものです。
こちらもiPad内蔵マイク同様、イヤホンで聞けばホワイトノイズがありますね。音質に関しては普通なんですが、ノイズが気になるため良いとも言えません。
音量に関しては、今回はiPadで録音しているので問題ないですが、MacBookやiMacで録音するとなぜか音量がめちゃくちゃ小さくなります。これはアマゾンレビューでも同じようなことが書かれていました。ブーストをかけたりすれば改善されるかもしれませんが、ホワイトノイズの問題もあるので使い勝手は悪いです。
余談ですが、2013年当時は安くて品質の良いコンデンサーマイクがなかったので、PCV80Uが人気製品でした。しかし今となってはPCV80Uはもう時代遅れです。レビューでは高評価もありますが、もう少しお金を出せばマランツのような、ある程度の高品質マイクはいくらでもありますからね。
セットアップは、外付けのサウンドカード(USB Audio Box)を使ってUSB接続をするのですが、まあ楽ではありますね。
マランツプロ MPM1000Uの音質
さて本題のMPM1000Uの音質です。
はい、音量もしっかりと出ていますし、音質も良いですね。他のマイクと比べてノイズもほとんどないです。
(※他のマイクと比べて音量が出ていると感じますが、全て同じ条件で録音しています)
7,000円前後で買えるマイクとしては優秀だと思いますね。
「超絶すごい!」というわけではありませんが、ノイズも少ないですし、音もある程度良いので、コストをかけずにゲーム実況や生配信に使う分には向いていると思います。
筆者は友人とスカイプやPUBGのDiscordで会話をすることがあるのですが、今後はマランツプロのマイクが活躍してくれそうです。
セットアップはUSBを端末に挿せば即録音できるので楽ですね。
マイクを買うならMPM1000Uをおすすめします
今回、MPM1000Uをレビューしてみましたが、マランツプロのマイクは使い勝手が良さそうなので、これからガンガン使っていきたいと思います。
USBケーブルでセットアップを簡素化できますし、ホワイトノイズもほぼありません。音質も普通に良いです。
1万円を切る価格で、ある程度高品質なマイクが買えるのは良い時代になりましたね。
- 予算1万円以内で高品質なマイクを探している
- USB接続で手軽に使いたい
- iPhoneやiPadでマイクを使いたい
- ゲーム実況やライブ配信で使いたい
ちなみにU型のポップガードも購入しました。これで録音環境はバッチリです!
Sponsored Link