iOS9.0.1及びiOS9.0.2のリリースによって、これまで問題視されてきた不具合やバグが改善されることだと思っていました。
しかし実際は逆で、動作が重くなったりバッテリー消費が激しくなる、という声が多かったように思います。
そしてこの問題、iPhone6sやiPhone6s Plusに限ったことではなく、iPhone5/6シリーズやiPhone4sでも起きます。なので心当たりのある方はこの機会に端末の設定などを見直してみてください。
今回の記事では、iOS9.0.2/9.0.1で動作が重くなる、あるいはバッテリーの消費が激しくなる時の対処法を紹介したいと思います。
バックグラウンドのアプリを終了(削除)する
もしかすると、バックグラウンド(マルチタスク)のアプリが大量に開いている可能性があります。
バックグラウンドのアプリが長期間動いていると、アプリがフリーズしたり重くなったりすることがあります。
アプリが常に開いていると、バッテリー消費にも影響しますので、適度にアプリを終了(削除)させることをおすすめします。
設定方法は、ホームボタンを2回連続で押します。
すると、開いているアプリが画面にフワッと表示されますので、アプリを上へスワイプさせてみてください。
とりあえず、すべてのアプリを終了させてみてください。
アプリが大量に開いていた場合は、これだけでも端末が軽くなるでしょう。
アプリのバックグラウンド更新をオフにする
バックグラウンド更新は、各アプリが自動的にデータ更新されます。
便利な機能なんですが、オンにしていると動作が重くなることがあります。
高速化するためにはオフに設定してみましょう。
設定方法は「設定」アプリから「一般」を開きます。
「Appのバックグラウンド更新」をタップします。
この画面から「Appのバックグラウンド更新」をオフに設定します。
すべてをオフにしたくない場合、個別に設定することも可能です。
主要アプリ(LINEやSafariなど)はバックグラウンド更新をオンにするなどして、工夫するのも良いでしょうね。
視差効果を減らしてみる
視差効果を減らすと、端末の負担が減るので動作が軽くなります。動作がかっこいいiPhoneですが、視差効果によって少なからず負担もかかっているんですね。
設定はまず、「設定」アプリを開いて「一般」をタップします。
「アクセシビリティ」から「視差効果を減らす」をタップ。
「視差効果を減らす」をオンにすることで、端末の動作が軽くなります。
透明度を下げてみる
透明度はお好みなのですが、透明度を下げることで負担が軽減されます。
「設定」アプリから「一般」を開き、「アクセシビリティ」をタップします。
「コントラストを上げる」をタップします。
「透明度を下げる」をオンにします。
これで端末の動作への負担が軽減されます。
位置情報サービスをオフにする
「位置情報サービス」はバッテリー消費を抑えるために適切な設定を行いましょう。
まず「設定」アプリから「プライバシー」を開きます。
「位置情報サービス」をタップします。
「位置情報サービス」をオフにします。
位置情報サービスでは便利な機能なので、アプリごとに個別に設定することをおすすめします。使うアプリのみ設定しておくと便利に活用できます。
Siriの検索候補をオフにする
iOS9から、Siriの検索候補がSpotlight検索に追加されました。
これはユーザーの行動に基づいて次に起動するアプリの候補を挙げてくれる機能です。
不要な方は、オフにしておきましょう。
「設定」アプリから「一般」を開いて「Spotlight検索」をタップ、Siriの検索候補をオフにします。
Safariの履歴やキャッシュを消去する
Safariブラウザを頻繁に利用している方は、Safariのキャッシュや履歴などを消去しましょう。
「設定」アプリから「Safari」をタップします。
「履歴とwebサイトデータを消去」をタップします。
「履歴とデータを消去」をタップします。
これでSafari自体も軽くなります。
再起動してみる
長い間電源を落としていない場合は、一旦再起動してみましょう。
もしかすると端末の動作などが正常に戻るかもしれません。
再起動する際は、バックグラウンドのアプリを終了させてから行うとより良いでしょうね。
iPhoneの空き容量が少ない可能性も
端末の動作が重い場合、もしかすると空き容量が少ない可能性があります。
ストレージ開き容量を確認してみましょう。
「設定」アプリから「一般」→「使用状況」をタップします。
「ストレージの使用状況」と「使用可能GB」といった項目があるのでそれぞれチェックします。
必要ならばデータやアプリを削除したりします。
「空き容量を増やしたいけど、データは削除できない・・」といった場合は、クラウドサービスなどを活用しましょう。
クラウドサービスは、iCloudやDropbox、Googleドライブなどが挙げられます。
最新バージョンへアップデートを行う
iOS9.0.1およびiOS9.0.2で問題が解決しない場合、最新バージョンへアップデートを行うことも手段の一つです。
追記:10月27日現在、iOS9.1が公開されていますので、アップデートをしてください。
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iOS9.1は比較的安定していますね。
まとめ
もしiOS9.0.1やiOS9.0.2で動作が重かったりバッテリー消費などが安定しない場合、上記の方法で対処をしてください。
それでもダメなら、最新バージョンへアップデートすることをおすすめします。
現在iOS9.1は目立った不具合も見つかっていませんので大丈夫だと言えるでしょう。
※バッテリー自体に問題がある場合、バッテリー交換をおすすめします。
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