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NURO光を賃貸マンションへ!大家さんに許可を取る方法について考察

私が住んでいるマンションでは、もともとNTTのフレッツ光が利用できる環境にあります。

しかしVDSL方式なので、回線スピードが最大100Mbpsまでしか出ず、常時10Mbps〜20Mbpsと快適とは言えない状況です。

このご時世、さすがに10Mbps前後ではお話にならない・・ということで、マンションの大家さんに光回線が導入できないか訪ねてみました。

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VDSL方式はポケットWi-Fi以下だった

昨今、在宅ワークやZoomなどのビデオチャットを利用することが増え、インターネット環境の重要性が再認識されています。

もちろん個人的な趣味として「オンラインゲームやFXも快適にやりたい!」と思っている人も多いでしょう。私もその一人です。

というわけで・・、この機会にネット環境を見直そう!と考えたわけです。

最初にお伝えしましたが、元々私のマンションではVDSL方式といって、上限100MbpsのNTT回線が導入されています。100Mbpsといっても、ベストエフォートなので、実際は10Mbpsぐらいです。これはポケットWi-Fi並みの回線スピードですよね・・。

私が所有しているFUJI Wi-Fiでも20Mbpsぐらいは出ますからね・・。

もちろん自宅回線自体は容量無制限に使えるので嬉しいのですが、速度に関して言えばポケットWi-Fi以下なんですよね〜。

大家さんが光回線の導入について検討、調査中だった!

マンションへ光回線の相談をしようと思った矢先、なんと大家さんから「インターネット環境についてのお知らせ」のLINEが届きました。

元々私の住んでいるマンションは大家さんとLINEグループで繋がっているので、何かあればLINEを通して連絡がくるようになっています。もちろんこちら側からも何か相談することもできます。(非常に現代的で柔軟な考えを持っている大家さんです)

大家さん「光回線を導入、調査検討しています」

なんとタイムリーな!

大家さん曰く「光回線は申し込みをしてみないと調査や導入できるか分からない」とのこと。

「使いたかったらとりあえず自分で光回線を申し込んでくれ」というスタンスでした。

つまり、どの光回線で申し込みをしてもOKらしい・・。

NURO光を導入できないかと相談したら・・

その後、光回線についてのリサーチの日々が始まります。個人的にはau光かNURO光かで迷っていました。

大家さんに訪ねたところ、au光は導入できないとのことでした。

だったらもうNURO光しかないだろう!と思い、NURO光の導入を相談することに。

すると大家さんが「NURO光はすでに3件開通待ちなんですよ、申し込みを許可します」と。

もうすでにNURO光に3件も申し込みがあったようです。

この時点ではまだマンションにNURO光の設備が整っていないため、ホームタイプの契約(マンションミニ)となりました。

(※現在はマンションミニからNURO光 for マンションに切り替えることができました。これについては別の記事で書いています)

>>>NURO光マンションミニからNURO光 for マンションに切り替えた話


NURO光導入について大家さんへの交渉術

私の場合、幸いなことに大家さんが光回線の導入を検討していたので、特に大きな交渉をすることなく、あっさりと許可をもらうことができました。

しかし多くのマンションはそう簡単にはいかないと思います。

もちろん光回線自体はすでに導入しているところが多いと思いますが、NURO光となると、少しややこしい部分もあります。

大家さんの話では、実際に工事に来て現地調査してもらわないと分からないことが多いらしく、マンションによって配線の仕方が大きく変わるのだとか。古いマンションであればあるほど配線が雑だったり、工事不可のケースもあるらしい・・。

あと、大家さんが一番気にするところは、外壁に穴を開けることでしょう。マンションオーナーからすると、やはり余計な工事によるリスクは避けたいと思いますからね。

【NURO光導入】MDFがすでに設置されているマンションの場合

光回線は、電柱から光ケーブルを引き込んでMDFに接続し、MDFから各部屋に光ケーブルを引き込みます。

MDF設置済みのマンションの場合は、NURO光の工事は比較的スムーズです。

宅内工事と宅外工事について

宅内工事では、まずMDFから各部屋へ光ケーブルの引き込みをして、部屋に光コンセントを設置します。そしてONUと光コンセントを接続して完了となります。

私の場合、元々VDSL方式のマンションでしたが、MDFが設置されていたため、宅内工事はわずか20分程度で終わりました。

宅外工事に関しては、電柱から光ケーブルを引き込み、MDFに接続する作業になります。こちらもMDFが設置済みであれば比較的早く終了します。

つまり、MDFが設置されていれば、外壁に穴を開けることもなくスムーズに工事が終わります。

MDF設置済みマンションの場合、穴あけなどのリスクが少ないため、大家さんへの交渉は比較的楽かもしれませんね。

ちなみにマンションの部屋に光コンセントや電話線、VDSL等のネット配線らしき物があれば、配線ルートがすでに確保されているので、工事はスムーズに終わると思います。(各マンションによって異なりますが)


【NURO光導入】MDFが設置されていないマンション

MDFが設置されていないマンションやアパートの場合、外壁に光キャビネットを設置し、そこから宅内へ光ケーブルを引き込みます。

つまり外壁に穴を開ける必要があり、エアコンダクトや電話線などを利用してケーブルを通すことになります。

宅内工事と宅外工事について

まず宅内工事では、ベランダ等に光キャビネットを設置して、エアコンダクト(電話線など)から光ケーブルを引き込みます。そして部屋に光コンセントを設置して光ケーブルと接続し、ONUと光コンセントを接続して完了となります。

穴あけ作業やエアコンダクトの利用、配線ルートの確保、そしてもちろん大家さんに穴あけの許可が必要になるため、少し時間のかかる作業になるでしょう。

宅外工事に関しては、電柱から光ケーブルを引き込み、外壁に設置した光キャビネットと接続する作業になります。

MDFが設置されていないマンションの場合、配線ルートが整っていないことがほとんどなので、大家さんへの工事の交渉が難しくなってきます

交渉や工事の許可を取るテクニックとしては3つあります。

1. 穴あけ(ビス留め)について具体的に説明をする

上記でも書いたように、MDFがないマンションの場合、光ケーブルを引き込むために外壁に穴をあけ、エアコンダクト等を利用してケーブルを通すことになります。

穴あけといっても決して大掛かりなものではなく、3mm〜4mm程度と穴は小さく、きちんと処理を行うので外壁への影響はほとんどありません。退去した場合も穴埋めが可能なので、その旨を大家さんに伝えると良いでしょう。

穴あけがNGな場合は、両面テープでも設置が可能です。両面テープは粘着力の強い特殊なタイプのテープなので簡単に剥がれることはありません。

両面テープの場合は穴あけ不要なので、大家さんにも許可を得やすいと思います。

穴あけ交渉が難しい場合は大家さんには、「光回線を導入したいのですが、穴あけもせず、建物を痛めることは一切しませんので・・」と伝えると良いでしょう。

「光キャビネットは両面テープで・・」「光ケーブルはエアコンダクトを使って・・」と具体的に教えてあげるとしっかりと伝わると思います。

もちろん光回線の工事時に作業員の方に「穴あけはしないで」「建物を傷つけないで」と伝えることが重要ですよ。

2. 光回線導入の理由をしっかりと伝えてあげる

光回線やMDFの設備がないマンションへの交渉については、導入の動機についてをはっきりと伝えることが重要だと思います。

  • 在宅ワークや在宅でオンライン環境が必要
  • これからの時代に必ず必要
  • 今導入しないなら、逆にいつ導入するんですか?など

コロナの影響もあり、世間的に在宅勤務やオンライン作業の必要性が認知されていますので、仕事面でアプローチするのが有効だと思います。

3. マンションの価値が上がりますよ、と強気に攻める

大家さんに光回線の知識があまりないと感じたら、ネット環境の重要性やメリットを伝えてあげることも有効な手段です。

例えば「ネット環境があればマンション契約の大きな動機になる・・」とか「NURO光の設備があるマンションは稀で、それだけでも価値のあること」などなど。

またNURO光の場合は「NURO光 for マンション」があるので、具体的に説明するためにWebページをPDF化して資料として提示することも有効だと考えます。

NURO光 for マンション賃貸オーナー向けページ

NURO光導入のメリットをしっかりと説明してあげることが重要だと思います。

光回線導入を考えている大家さんは多いと思う

現状、VDSL方式のマンションはまだまだ多いので、光配線方式に変更したい方は一度管理会社や大家さんに掛け合ってみてください。

テレワークの必要性が問われている中、あなたの行動がマンション全体への光回線導入のきっかけになるかもしれませんよ。

私の場合、たまたま大家さんが光回線の導入を検討していたのでラッキーでしたが、きっと大家さんの中には同じように考えている人もいるでしょうね。


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