iOS13.1のリリースから数日後に公開されたiOS13.1.1。
そしてこの度、再び追加で不具合の修正を行ったiOS13.1.2がリリースされました。なんと一週間で3回目のリリースです。
今回のマイナーアップデートでは、カメラの動作の修正やBluetoothの問題の修正など細かな問題に対処しています。
また、個人的に気になるのがバッテリーの問題です。前回のiOS13.1.1ではバッテリーの消耗に関しての不具合を修正していましたが、今回はどうなのでしょうか・・。
iOS13.1.1でバッテリーの減りを改善
まず、iOS13.1.1のリリースノートでは6つの不具合を修正しています。
- iPhoneでバックアップ〜復元ができない問題を修正
- バッテリーの消耗が早いのを修正
- iPhone11/11 Pro/11 Pro MaxでSiriの不具合を修正
- Safariのバグを修正
- リマインダーの同期の不具合を修正
- キーボードアプリのセキュリティの問題を修正
iOSだけでなくiPadOSも同様に不具合が修正されています。
バッテリーに関する問題は過去にも多く取り上げられていますが、iOS13.1.1で消耗の早さを修正しているようです。
iOS13.1.2のアップデート内容
さて次にiOS13.1.2のリリースノートです。
- iCloudのバックアップ進行状況のバーのバグを修正
- カメラの動作の問題を修正
- LEDフラッシュライトが点灯しないことがある問題を修正
- ディスプレイの調整データが失われることがある問題を修正
- ショートカットがHomePodから実行できないことがある問題を修正
- Bluetoothが一部の自動車で切断されてしまう問題の修正
今回のマイナーアップデートでは、カメラ周りやBluetooth、フラッシュライトなど、一部で起こっている細かな問題を修正したようです。
実際に端末へアップデートしてみましたが、致命的なバグはないように思われます。
アップデートによるバッテリーの問題について
アップデートすると直面するバッテリーの問題。
最新の端末ではほとんど問題はないと思いますが、iPhone8以降の旧端末を使用しているスーパーヘビーユーザーには少なからず影響はあるでしょう。
バッテリーの減り問題は個体差があるため判断が難しい
iPhoneのバッテリーは、多くの電気機器に採用されているリチウムイオン電池を内蔵しており、繰り返し充電をすればするほど衰えてしまう性質を持っています。
例えばゲームアプリを長時間する人や、通話を頻繁にする人、動画を1日5時間以上見る人、ライブ配信する人などなど、使い方は十人十色です。
バッテリーを著しく消耗するような使い方をしていれば、バッテリーの劣化スピードは早くなりますし、端末へのダメージは蓄積されていきます。
iOS13.1.2にアップデートしてもバッテリーの減りが早い場合
そういった中で最新のiOSアップデートを行うと、内部キャッシュの処理によってCPU周りなど、バッテリーが多く使われることになります。
なのでアップデート直後は端末自体に熱を持つこともありますし、バッテリーの消耗が一時的に早くなることがあるのです。
もちろん内部処理が終わればバッテリーの持ちは正常に戻りますので、iOS13.1.2でバッテリー消費が早いと感じても、数日間は様子を見てくださいね。
数日経過してもバッテリーの消耗が早い場合は、一旦電源をオフにして数分経ってから起動させたりと、端末の負荷を一時的に軽減させるなどして対応するしかなさそうです。
古い端末を使っている場合は、端末のバッテリー自体が古い場合もあるのでバッテリー交換も視野に入れましょう。
それでもダメならiOSの最新版がリリースされるのを待つしかなさそうです。
最後に補足ですが、iOS13からアプリの更新方法が変わりました。更新方法についてはこちらの記事で解説しています。
iOS13へアップデート後、App Storeアプリを開くと、なんとアプリのアップデートタブがなくなっているで…
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