昨今、キャリアから格安SIMヘ乗り換える人が続出しているのですが、その時によく耳にするのがMNP転出です。
MNPとは、現在使っている電話番号を乗り換え先でも使えるようにするもので、電話番号を変更したくない人にとってありがたいサービスです。
MNPは予約番号という形で各キャリア(au/ドコモ/ソフトバンク)から申請する必要があるのですが、どのようにMNP予約番号を発行すれば良いのでしょうか?
また、現在使っている通信会社の解約手続きは必要なのでしょうか?
MNPで乗り換えるためには予約番号を発行する必要がある
まずMNPで乗り換えるには、各キャリア(au/ドコモ/ソフトバンク)からMNP予約番号を取得する必要があります。
取得したMNP予約番号は15日間の有効期限がありますので、15日以内にMNP転出作業を行ってください。
発行から15日を過ぎるとその予約番号は期限切れ、つまり無効になります。無効になってしまうと再度申し込みが必要になるので注意しましょう。
各キャリアのMNP予約番号の取得方法はこちら。
MNP予約番号を取得しても解約されるわけではない
MNP予約番号を取得したからといってすぐに解約されるわけではありません。
あくまでもこれは予約番号であり、この番号を使って次に契約する他社キャリアもしくは格安SIMを契約して、”回線が開通するタイミング“で使用中の回線が解約となります。
この”回線が開通するタイミング“というのは、ネット上で契約後にSIMが届いて「MNP開通の申し込み」を申請するタイミングです。
例えばLINEモバイルへ乗り換える時、契約手続きの入力項目に「MNP予約番号」の入力フォームがあります。ここにあらかじめ取得しておいた予約番号を入力して「契約」します。
後日、SIMが届いたらLINEモバイルへログインして「MNP開通の申し込み」をします。すると数時間後に晴れてMNP転出されるので、使用中だった回線の解約が完了するのです。
他社へ契約した瞬間に解約になるわけではありませんが「MNP開通の申し込み」を行って転出手続きをすれば解約となります。
つまりMNP転出をしてはじめて自動で解約される
上記で書いたように、取得したMNP予約番号を使って他社へ契約して「MNP開通の申し込み」をすれば、今使用している回線は数時間で自動解約されます。
解約というよりも「乗り換え」という表現の方が正しいのですが、実質解約という形になるので解約手続きは必要ありません。
例えばauを使っていてLINEモバイルへMNP転出をして契約すれば、auの解約手続きをすることなく自動で解約されてLINEモバイルユーザーになれるのです。
MNP転出では解約のために店舗へ足を運ぶ必要がありませんので、ある意味楽といえば楽ですね。
MNP予約番号には有効期限があります
MNP予約番号には15日間の有効期限があります。
この期間内に新しい通信会社へMNP転出手続きを行わないと予約番号は使えなくなります。
ちなみにMNP予約番号が期限切れで使えなくなったとしても、乗り換えの手続きはまだ行っていませんので、この時点では解約にはなりません。
何度もお伝えするように、MNP転出手続きをしてはじめて解約となるのです。
もちろん有効期限が切れても番号の再発行は可能なので、有効期限が切れたら再発行を申請してくださいね。
格安SIMヘ乗り換えする場合は期限に余裕を持って申し込みを
MNP予約番号には15日の期限があるので、予約番号を取得したらなるべく早く申し込みをしましょう。
格安SIMの場合は基本的にインターネットから申し込みわけですが、SIMが届くまで3〜4日、最長で1週間前後かかります。
郵送トラブルは絶対にないとは言い切れませんので、なるべく10日ほど余裕のある状態で申し込むことをおすすめします。
SIMが届いたらMNP開通申請をして晴れてMNP転出及び開通です!
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