
最新のiOSが公開されると多くの場合「最新のiOSへアップデートすべきかどうか」について悩むと思います。
最新版にアップデートすると単純に気持ちも上がりますし、新機能の追加は非常に魅力的です。
しかし多くの場合アップデートは不具合がつきものであり、アプデ後にまともに使えなくなってしまうこともあります。
今回の記事では、iOS26へのアップデートに関してメリットデメリットを踏まえて、アップデートすべきかどうかを考察してみようと思います。
そもそも急いでアップデートする必要があるのかどうか
最初に考えるべきは、そもそも急いでアップデートするべきかどうかです。
まずはアップデートによって得られるメリットをピックアップしてみましょう。
メリット1. iOS26の新機能を使うことができる
iOS26の主な新機能といえば、新しい外観デザインであるリキッドガラス、通話やアプリにおけるライブ翻訳、より強固な充電管理、迷惑電話に対応する通話スクリーニングなどAI基盤「Apple Intelligence」によって多くの機能が一新されています。
これらの機能をいち早く試すことができるのがアップデートで得られるメリットの一つでしょう。
メリット2. セキュリティの強化
最新のiOSを使うことでセキュリティ上のリスクを軽減することができます。
古いiOSを使い続けるよりは、最新バージョンにアップデートしたほうが安心だというわけです。
メリット3. 最新版という優越感
iPhoneユーザーの中には学生の人もいれば社会人の人もいます。
特に学生となると新しい端末や人よりも優れた機能を持つiPhoneを持っているだけで、自慢できたり優越感に浸ることができます。社会人の場合だと会話のきっかけにもなります。
正直そのような感覚で安易にアップデートするのは推奨できませんが、人によってはこれも一つのメリットになると考えます。
次にアップデートによるデメリットをピックアップします。
デメリット1. 不具合が発生する可能性がある
iOSのアップデートには不具合はつきものです。
例えばサードパーティ製アプリが動かないとか、アプリが落ちる、動作が重くなるなど不安定な挙動になるケースがあります。
改善策としては各アプリのアップデートをすることですが、それでは解決しないことがほとんどです。
デメリット2. バッテリーの減りが早くなる
アップデートでありがちなのが、バッテリーの持ちが悪くなることです。
特にアップデート直後は様々な内部処理が行われるため、1~2日はバッテリーに関する挙動が不安定になります。
元々バッテリーに不安を抱えている端末の場合は電池が半日持たないなど、使い物にならなくなるケースも考えられるのです。
デメリット3.操作性で戸惑うことがある
古いiOSに慣れていると、新しい画面に慣れるまで時間がかかります。
特に新機能が追加されている場合は設定に時間がかかったり、各機能のオンオフの場所が変わっていたりするので、使いこなせるかどうかの心配もあると考えます。
アップデートするかどうかの判断は、上記のメリットデメリットを踏まえた上で行うことが大切です。
様子見すべき状況
端末を仕事で使っている場合はアップデートは慎重にすべきでしょう。特に仕事上の専用アプリがあると、アップデートにより使えなくなってしまうことがありますので注意が必要です。仕事柄バッテリーの持ちを重視する方も同様です。
またご自身がよく使っているアプリがiOS26に対応していない場合も見送ったほうが良いでしょう。例えば毎日遊んでいるゲームアプリが対応してなければゲームアプリを開くことができませんので注意しましょう。iOS26に対応しているかどうかは、各アプリのXや公式サイトにて確認しておきましょう。
iPhone端末には個体差(個性)がある
iPhoneはそれぞれ異なる環境で使われているため、個体差が生まれます。
寒い環境で使い続けている人もいれば、その逆もあります。動画を見たりゲームをたくさんするのでよく熱暴走を起こしている人、充電に繋ぎっぱなしで寿命を縮めるような使い方をしている人、逆にバッテリーを長持ちさせるために丁寧に扱っている人、よく水没させてしまう人、よく落とす人など、扱い方は様々です。
普段から端末に負荷をかけるような使い方をしていると、アップデートでトラブルが発生する可能性が上がるのは当然のことです。
アップデート前には一度ご自身の端末の扱いについて考えながら判断するのがベストだと思います。
アップデート前に確認すべきこと
もしもアップデートすると決めた場合、最低限確認すべきことがあります。
- アップデート前は充電を十分にしておくこと
- 空き容量の確保
- Wi-Fiが安定していること
- なるべく夜間や休日に行うこと
- バックアップを準備しておくこと
上記は最低限確認すべきことなので抑えておきましょう。
またアップデート前は不要なバックグラウンドアプリを終了させたり、一度再起動させるなど、キャッシュをリセットした上で行うのが理想でしょう。
結論、アップデートすべきかどうかの判断はまずご自身の端末と相談しながら、iOS26が今すぐ必要かどうかを判断しましょう。
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