Appleは現地時間4月16日にiOS11.4のベータ2を開発者向けと一般テスター向けにリリースしました。
iOS11.4では、ClassKitやMessages on iCloudの追加が行われ、11.4は早くて6月にリリースされると考えられます。
【iOS11.4】教育現場向けソフトウェアプラットフォームClassKitの導入
6月のリリースが噂されるiOS11.4では、教育現場向けソフトウェア開発プラットフォーム「ClassKit」が導入されます。
ClassKitはSchoolwrokやiWork、Garagebandなどと組み合わせることで教師は生徒の学習や課題の進行度を手軽に把握することが可能になります。
具体的にはSchoolwrokアプリと統合することでクラウド経由で宿題の進行状況を把握でき、そのまま採点などが行えるようになります。
【iOS11.4】Messages on iCloudの追加
またiOS11.4ではiOS11.3ベータ版で追加された後、正規版で削除されたMessages on iCloudが追加されます。
Messages on iCloudでは、メッセージアプリのメッセージ履歴をiCloudに保存することができる機能で、iPhoneやiPadなどで共有が可能になります。
複数のApple製品を所有している方は全端末でメッセージの履歴が確認できるので大変便利です。
【iOS11.4】AirPlay2も追加
AirPlay2もiOS11.3ベータ版で削除されていましたが、iOS11.4ベータ2で復活します。
AirPlay2では複数の部屋に置いてある対応スピーカーを1つのIOSデバイスを通してコントロールでき、各部屋で同時に同じ曲をかけることも可能になります。
また従来のAirPlayから機能や性能を大幅に向上させており、再生開始時間の短縮など一気に進化しているようです。
ちなみに現時点ではAirPlay2の新機能を利用するためのソフトウェアが公開されていません。こちらの機能を利用するには正規版のリリースまで待つしかなさそうです。
関連記事>>>iOS11.2ではバッテリーの不具合は解決したのか?対処法など
iOS11.4ベータ版のダウンロードはApple Developer Programへ
iOS11.4のベータ版をダウンロードするには下記リンクからApple Developer Programへ登録する必要があります。
ただしインストールにおける不具合やバグに関しては完全に自己責任となるので注意しましょう。
Sponsored Link